泊りがけで家を空けるため、荷物の中へ。
この人の作品、最近また人気が高く
なっているそうですね。
ハルキ文庫版はもう今年の2月で20刷。
平易な言葉をどこまで意識して研ぐことができるのか、ということを
常に意識して先を歩んでいる人、という感じ。
昨日は、以下の文言が沁みる出来事があり、しみじみしました。
「人間の歴史にも
同時代の味覚に合わない種子があって
明日をひっそり担っていることが多い。」
・・・「味覚に合わない種子」「明日をひっそり担う」
という言葉に、改めてすっかりやられてしまいました・・・。
この文庫シリーズの中には、他の詩人の作品集の中にも
気にいって所有しているものがあります。
※ 『吉野弘詩集』 ハルキ文庫
2015年2月20刷 680円+税
ISBN4-89456-517-X
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