『みをつくし料理帖』シリーズが終わってから
みんな淋しい想いを抱えているんですよね。
これは澪ちゃんとは違う縁(えん)ちゃんの物語。
一冊目だけでこのままになるかと思ったら
二冊目が完結編として出ました。 こう来たか。
主人公の言葉ではありませんが、今の自分に響いた言葉を
抜き書きしてみます。
「俺はこの齢になって、我が身に起こることには
ちゃんと意味があるなあ、と思うようになったのさ。
たとえ望ましくない事態だったとしても、
そこに身を置くことで、見えてくるものはきっとある。」
※ 『蓮花の契り 出世花』 高田 郁・著
ハルキ文庫 2015年6月初版 600円+税
ISBN978-4-7584-3910-7
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