安野光雅さんの著書の一つが
絵も楽しそうで読み始めました。
短いエッセイに本人の絵が添えられ
外出時にバッグに入れて、ちょっと
ずつ読むにも良いかな、と思って。
ところが、電車の中で笑いを抑えるのに
ひどく苦労するはめになるとは!
昔は、「足す」つまり加算することを「よせる」とも言っていて
学校で「2と3をよせるといくつか」と尋ねられて「23」だと答え、
バツをもらった、この理屈で全問不正解をくらった、というのです。
あはははは。 こういう子の発想に簡単にバツをつけるのって
なんだかもったいないような、何かを握りつぶしているような気が。
それに、日本語って本当に難しいですね。
だからこそおもしろくもありますね。
※ 『絵のある自伝』 安野光雅・文と絵
文春文庫 1680円+税
2011年に日経新聞に連載後、文藝春秋から単行本を刊行。
2014年5月 文庫本の初版
ISBN978-4-16-790102-8
コメント