夕暮れ時に、50歳代の男性が私の先を歩いていました。
ビジネスバッグの脇に、白っぽくて細長いものがチラチラ。
「何だろうな」と気になって目が追いかけ始め・・・
しばらくすると、それが、開きかけの白薔薇一輪を、
茶色の薄紙の上から透明セロファンで包んだだけの
シンプルなパッケージだということがわかりました。
もらったのかしら・・・
それとも、自分で花屋さんへ行って買ったのかしら・・・
普通、一輪だったら、白は選ぶことが少ないのに、
どのような意味づけなのかしら・・・
という具合に、興味は尽きないのでした。
日本では、未だ未だ男性がこうして花を持ち歩く姿を
見かけることが少ないなあ、改善しないなあ、
みんなの気持ちの余裕が広がらないからかなあ、と
思いながら、私も家路を急ぎました。
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