何度かお客さまをお連れしたことは
あっても、自分で時間を気にせずに
ぶらぶらしたことがまったく無かったのです。
ちょうど秋の良い気候だし、いろいろと
見たい小間物もあったので昨日出かけました。
「食器は見ないぞ」と固く誓いながら。
10月6日(火)~12日(月・祝)は、「かっぱ橋道具まつり」だ
ということに、その場に行ってみてから気づいた次第。
お買い得品が店先にたくさん出ていましたよ。
この連休、さらに人手が多くなることでしょう。
通りから少し入り込んだ所にある瀬戸物屋さんで
変わった植木鉢や甕を覗いたり、コーヒーを飲んで一休み
してみたり、買わないのに包丁をいくつも見せてもらったり。
(しまったなぁ・・・家の包丁を研いでもらいに持参すれば良かった・・・)
一番おもしろかったお買い物の話を。
(もともとは塗り物を商っておられたのかな、と思ったのですが)
プラスティックの蓋物や器、盆などがいろいろ置いてある
店の表に段ボール箱が置いてあり、「このコーナーどれも10円」
という札が。
この中に、明らかにプラスティックとは違う光り方をする
小さなものを見つけて引っ張り出したところ・・・
それは、古い塗り物の一合桝だったんですよ。 びっくり。
レジに持って行って「本当にこれも10円ですか?」と
尋ねると、店の女性が「あー、それね、それは出すのが
気の毒だから止めようかって話していたのよ。
使っていたものだから。さっきその箱に入れてみたばかり」と。(笑)
当然10円(税込み!)を支払って連れ帰りました、とさ。
(桝の写真は、また後日。)