「2月29日だけ、特別の事が起こる」というのは、(伝説も含めると)
どこの土地にもある話なのではないでしょうか。
70年代にTV放映された『ゲゲゲの鬼太郎』作品の中に
アンコールワットの亡霊と日本の武者をからめたものがあり、
再放送か何かで見たのが、とんでもなく恐ろしかったので忘れられません。
この日になると出てくる亡霊に、猫娘も捕まるんです。 ゾゾッ。
一方、「ほぼ日」オフィスは、2月29日は「サボる日」になっている、と
糸井さんの対談記録を読んでいて知り、これまた(別の意味で)
ずっと心の中に留めております。
他の個人経営の事業主さんの中にも、こういう粋な試みをする人が
もっと増えると良いですね。 応募者が増えるかもしれないですし。
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話がそれますが、これを書くために「ほぼ日」のことが書いてある本を
確認した際に、ジンときた言葉を(うるう日とは関係ありませんが)
ここにメモ。
糸井:「ものを書くっていうことは、その書く場所に書かなかった
ことだらけ、ってことだからね。
「ここに書かれなかったことがさぞかし多くあるんだろうな」って
いうものに出会ったときに、人は嬉しいんですね。」
(『菊池亜希子のおじゃまします』より 2014年4月初版 集英社)