王国の威力を見せつけられた展示。
シャトルバスが都内を巡回し、
入場料も無料。 会場内では撮影が
許可され、スマートフォンで連写する
若者たちが跋扈しておりました。
4月半ば過ぎからスタートして、6月19日まで
東京・紀尾井町で開催されています。
ブランドの戦略方法として、ここまでスケールの大きなものを
単独で敢行できるところが、王者クラスの余裕ですな。
パリ展示の巡回ということですが、「影響を受け、触発された」と、
日本文化への敬意を忘れずに示しているところも、
数カ国語に翻訳された立派なリーフレットがきちんと準備されている
(「お子様用」というのもあったようですが、在庫切れ。残念!)
ところも、いやはや、スゴイの一言。
創始者のヴィトン氏の、手書きの書状や書類、デザイン図等など、
どれも精緻で大変美しいのでした。 自分の悪筆を反省した次第。
人の手の生み出すものの素晴らしさを再認識させていただきました。
個人的には、グレタ・ガルボが使ったとされる靴のケース、
これがとても素敵だなあ、と、憧れ交じりに何度も眺めた次第。
これからぜひ、という方には、夕暮れ時の訪問をお薦めします。
拝観日時の予約もできますし、ちょっとした食事やお酒を
楽しむことができるコーナーも設けられています。
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