「どれどれ、見せてください・・・
あぁ、つま先の先が擦れてしまっていますね。
これはね、あなたの足型や歩き方が、微妙にこの靴と
合っていないんですよ。 靴底を張り替えないと駄目。
それも、単純な張り替えではなくて、底の先のカーブの形を
変えたら良くなります」
そう診断されて預けていたローファーを迎えに行きました。
「私どもでは、お預かりした際に作ったカルテを●年間は保管しています
から、また不具合があったら、いつでも持って来てください」と
言い添えながら、最後にもう一度スススと靴を磨いて手渡してくれました。
このところ、「何かをメンテナンスに出して待っている」というのが
ずっと続いている私の生活です。
新しいものをポイっと購入するのとは別の楽しさが、そこにはあります。
足先が擦れることは(診断どおり)もう無くなり、かすかに靴の中で
当たっていた指先まで、当たらずに楽になったことに驚いています。
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