今日は、「色柄ものを身に着けない」と
自分で決めている日の一つです。
徹底した黒装束だと大げさになるので、
普通の感じでモノトーンを選ぶということ。
モノトーンを選んで着る、ということでしかないわけですが、
頭の中がモノトーンになってしまう日でもあるのかな、と。
6年経っても「仮設住宅」って、やはり何かがおかしいとしか
考えようがないですよね。
隠されているデータや事情もまだまだ多いことでしょう。
よく使われる言い回しに「今なお謎に包まれて・・・」というのが
ありますが、そんな美しい言い回しで「隠されて」「伏せられて」
という意味まで見失わないように気をつけたいな、と。
じーっと考えることしかできないけれど、
考えなくなったら終わりだ、とも思っています。
春らしい明るい陽気に恵まれた一日でしたが、震災直後にテレビで見た
鉛色の画面、荒れ狂う水、横殴りの雪、闇に浮かび上がる水上火災の
苛烈きわなりない炎などが、私の頭の中を一日中支配しておりました。
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