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一から栗を剥いて丁寧に作る栗ごはん。 母や母の世代の台所仕事には、決して 手を抜かないという`骨’のようなものが 通っていて、永遠に追いつけない感じです。いつまでもいつまでも作ってもらえるわけじゃないな、とせつなくなることもあるくらい舌に馴染んだ味。栗がばらけて米粒にくっつき、モソモソする食感もみんなひっくるめて、秋を強く感じさせてくれるお食事。「おしゃれなものは作れない」と母は繰り返し言いますが、見せるための料理と並べて比べること自体、意味の無いことではないかと。
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