2年半も前に仕事でご一緒してから(遠方に住んでいるので)
ずっと会えなかった方と。
20年も前からずっと公私ともにお世話になっている方と。
今春、ひょんなことから仕事がご縁で親しくなった方と。
この10日間ほどの間に、次々にいろいろな人と会って話をして
おいしいものをご一緒して、ということが続きました。
私はそのような生活が続くことには慣れていないというか、
どちらかと言えば、一人で考えを巡らせる時間のほうが長いため、
みんなのエネルギーを浴びて、溺れてしまいそうでした。
でも、うれしくて楽しくて、みんなに追いつけない感じを
「溺れて」と表現しています。
おおよそ共通しているのは、ある程度の年齢になってくると
「この先の命の残り時間を考えて、それをどう使ってゆくのか」を
みんな何度も何度も考えているなあ、ということです。
資格取得を考えている人、軌道修正を図る人もいれば、
「学生時代~社会人の最初の頃にやり損なったな、と思っている
ことをリベンジしたい」と言った人もいました。 リベンジ・・・。
軌道修正だけに注目すれば、それを真剣に考える年齢は、
どんどん若くなってもいるのではないのでしょうか。
今の社会は、「いったんレールに乗ったらあとは安泰」では
ありえません。 激動の時代ですから。
それでも、この国では、似たような横並びの人生がまだまだ多く、
それからはみ出た人たちを評価することや、すくい上げることに
慣れていない人がほとんどでしょ?
社会のシステムも、多種多様なものをどれも大切に扱うようには
できておりません。 改変、改良のスピードも他国に比べて遅いと思います。
それでも、できるだけ健やかに、ほがらかに、前へ。
キョロキョロせずに、前へ。
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