『シェイプ・オブ・ウォーター』で
オスカーを取ったサリー・ホーキンスが
この作品でも主演なのですが、こちらは
実在した人物を映画化したものなので
演技がどうこう、という見方はしませんでした。
身体の不自由さ。蔑視。つましい暮らし。
それでも自分の才能を開花させた女性の一生。
しあわせいっぱいでもなく、つらいことも
たくさんたくさんあった上でのしあわせ。
エンドロールの間に、いくつもモウディーの残した作品が
映し出されるので、最後の最後まで目が離せませんでした。
フォーク・アート系だけではなく、一般に知られずに
コツコツと創作活動をしている(あるいはしていた)
多くの人たちのことを想います。
孤児院で育ち、魚の行商で生計を立てている男(後に
主人公モウディーの夫になります)を演じたイーサン・ホーク、
最近素敵になってきましたね。
どんなおじいさんになるんだろう・・・。
楽しみだけど、それを観るにはかなり長生きしないと駄目ですな。
※ 映画 『しあわせの絵の具』(原題:Maudie)
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