ふぅ。映画公開日ギリギリ前にクリア。
こういうの、あんまり良くないのだけれど。
どうしてかと言うと、映画化が決まって
あちこちでキャストの写真他が出始めると
そのイメージが先に頭に残ってしまうからです。
でもね、今は‘映画から入る人’は言わずもがな、
‘コミックから入る人’も少なくないのかも。
どこか繊細な文章。スラスラと読むこともでき、
味わいながらグズグズしていることもできる内容。
私は、ピアノを大事にしなかったクチなので、
痛いところを突かれた感も(あちこちに)ありました。
ピアノの調律師って、私はこの作品に出会うまで、
幼少期からピアノを弾いていた人しか目指せない職業なのかと
思い込んでいたのですが・・・そうでない人もいるんですね。
実際にどのくらいの割合でそのような人がおられるのか、
気になっています。
それから・・・原民喜さんの文章が、ここに登場するとは!
※ 『羊と鋼の森』 宮下奈都・著
文春文庫 2018年2月初版 650円+税
ISBN978-4-16-791010-5
※ 私がこの小説を読み終えるまでなるべく避けていた
映画の公式サイトはこちら
コメント