緑滴る映画でした。
上映期間が『万引き家族』と重なって
しまったのは不運だったかも・・・。
原作は本屋大賞で盛り上がりましたが
映画のほうはひっそりと終わるのかな。
私にとっては、もっともっと観ていたい心地良い時間でしたが、
ピアノや調律や音楽のことが身近でない人にとっては
退屈で地味な世界なのかもしれません。
心地良い、と書きましたが、一方で「あんなに楽しく弾いたおぼえが
無い自分」を思うと、ヒリヒリと心のどこかが痛む感覚もありました。
別のキャストでまた映像化されたら良いのにな、とも思いました。
辻井さんのピアノを聴くこともできたし、サウンドトラック盤が
欲しい気もします・・・。
その前に、もう一度原作を読みましょ。
最初に主人公がピアノの調律師に出会う場面、あんなに暗かったとは。
(調律する際に、あんなに暗いと細かいところが見えないと思うし。)
原作を読んだ際には、そうは受け取らなかったので、もう一度。
原民喜さんの本を読み返すにも、夏は良い季節だと思います。
※ 映画 『羊と鋼の森』公式サイトはこちらから
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