思えば、6月18日に大阪府北部地震が襲った頃から
災害に脅えたり心を痛めたりする夏になる予感はあったのでした。
私自身や親族、直接の友人たちは被害を受けたわけではないものの
上述の北部地震で、家族の親友(ご高齢)が、もともと病気を
抱えられていたのですが、入居したばかりの施設が被災、
その直後から二度も居場所を追われるようにして移動している間に、
急激に生きる気力を失われて亡くなった、という報せが。
これには、家族一同、大変気落ちしてしまいました。
「震災関連死」というカテゴリーに入らない方々の中にも
現在も命の危険のほんの一歩手前で、張り詰めた時を過ごす人や
「既に復興は成し遂げられた」とされているにもかかわらず、今なお
苦しい生活を強いられている人が、この国の各地に大勢おられることを、
日に何度も考えてしまいます。
台風21号級の襲来は、これからさらに数が増えると予想されますし、
2日前の夜明け前に北海道を襲った地震も、本当に他人事ではありません。
心を常に寄せ、離れていてもできること、確実に届くこととは何でしょうか。
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