マスターの糊のきいた白い上っ張りを
見ただけで店の様子がわかるというもの。
長く愛された愛養(築地市場場内)も
いよいよ閉店。この最後の時期に
ささやかなご縁があったことに感謝。
常連さんに今後を問われて「豊洲に移ったら?天ぷら屋をやろう、と」と。
飄々とした受け答え。どこまでが本気で、どこまでがはぐらかしなのやら。
またご縁がありますように、と祈るばかりです。
長い間続いて、長い間愛され続けた個人経営の店が閉じる時、
せつない気持ちで最後に訪れて別れを惜しむ人が多いのですが、
これはある意味、華々しい部類で、ひっそりと消えるものや
切り捨てられるものの何と多いことよ、とも感じています。
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