用事があって出かけた先から地下鉄で一駅しか違わない町に
もう随分昔に友人に教えてもらった商店街があるので
思いたって立ち寄ってみました。
やれやれ。好きだったハンバーガーショップは、随分昔、
日本にアメリカの本格的なハンバーガーを紹介した個人商店で
「シェフ」と呼んでもおかしくないようなおじさまが
とても大きなパテを丁寧に焼いてくれたのでした。
パテの大きさもいろいろ選べて、とても大きなバーガーは
日本では未だ珍しかったと思います。
付け合わせのフライドポテトも手造りだった
というのは記憶違いでしょうか。 今では(当然)
冷凍ものです。 付け合わせのクレソンがとても
ハイカラでした。今はありません。
繁盛してチェーン化し、現在のメニューは、安いハンバーガーショップと
高級店との中間あたりの位置付けになっています。
それでも懐かしくて、カウンターに座って冷たいクランベリージュースを
飲みながら、お皿が運ばれてくるのを待ちました。
懐かしくてうれしくてちょっと淋しくて、かぶりつきました。
帰りに立ち寄ったのは、お煎餅屋さん。
「つぶれていたらどうしよう」と思ったのですが・・・
昔ながらの店構え。一枚ずつ値段がついている手焼きのお煎餅を
買える店は、もう本当に少なくなっていると思います。
種類は少なくなっていましたが、続けておられたのがうれしかったのです。
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