日本画の展覧会会場で耳にした親子の会話。
娘(10歳代)「ふーん。ここをこんな風に描くのかぁ。
コンピューターで処理したらさ、こんなのチョチョイノチョイだよ。
でもさー、それを昔の人は、手で全部生み出したわけだもんね。
やっぱ、凄いわ」
母「そんなふうに観るんだね。なるほどね」
・・・私も、「なるほどね」の部類でありました。
芸術家に限らず、気が遠くなるほど先の未来を頭に描きながら
仕事をしている人って、案外多いのではないでしょうか。
それを具象化したものを残せる人、残せないままに終わる人、
そういうことは別にして。
春先から、華やかな展覧会が各地でたくさんオープンしてゆきます。
どれをどれだけ実際に観られるか考えるのも、楽しみの一つ。
最近は、展覧会オリジナルグッズとやらが、どんどん増えていて
それもご商売の一部になっており、お買い物を楽しむ人で
会場の最後のスペースまで大混雑していることがほとんどです。
始めっから転売目的の人もいると聞いてビックリ。
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