2~3年に一度しか当たらない達郎さんの
コンサート・チケット。ファンの年齢層が
どんどん上昇し、お金と日程に余裕がある人が
「どこで当選しても、行く」からか、ますます
入手しづらくなってしまっています。残念。
ま、その分、入手できた時の喜びは大きいわけですが。
今回はとびっきり良い席で堪能させていただきました。
(ステージ上に飾られるのがお約束の、黒いゴジラの人形の眼と
「光栄にも」ずーっと睨み合う位置で!)
以前に考案・実施された、ヘンテコな蛍光色ペーパー製の
‘ID確認済み表示腕輪入場方式‘は、廃止されたようですな・・・。
オープニングから3曲目くらいまでは、マイクの音が割れているのか
喉のエンジンがかかりきっていないのか、歌詞が聞き取りづらかった
(このままだったらどうしよう、ガッカリなのかな、と心配した)の
ですが、その後は次第に艶のある豊かな声が勝ってきて、3時間強も
カンペ無しでエネルギー放出しっぱなし。66歳!今季51ステージ!!
「カッコ良く歳をとっていきましょう!」といういつものメッセージは
それを台詞として耳にしてもしなくても、しっかりと伝わってきたのでした。
また、たとえこの先、生でステージを楽しむ機会が得られなかったとしても
ずっと心に留まっているのです。
その晩も、その次の日も、フワフワと熱にうかされた子供のように
何にも手に付かない腑抜けになってしまいました・・・。
自分の前を歩く人で「カッコ良い」と思える人が元気でいる、というのは
本当に本当に喜ばしいことだと思います。
こういう人を、一人でも二人でも持っているって、私には大事なこと。
その動向をすべてチェックしているわけでも、発売品を必ず購入するわけ
でも、日曜日の午後のラジオを必ず聴くわけでもないですが、心の中で
「大事」だというレッテルを貼って据え置きし、埃をかぶらないように
見守っている、というイメージ。
来年はツアーはお休み。 「勉強・充電の年にしたい」とのことですが
言葉の端々に「先を楽しみに」というニュアンスが滲んでいたことが
達郎さんらしいな、と。
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