昭和のお父さんたちの間では、八千草さんは
本当に憧れのマドンナだったのでした。
宝塚時代の写真は透明感がハンパなく、
雲の上の人そのもの。この世のものとは
思えない美しさを持つ人でした。
しっかり食べることも仕事のうちだと思われていたふしがあり、
24日に亡くなる前日にも「松茸ご飯と茶碗蒸し」を口にして
「明日はヒラメのおつくりが食べたい」とおっしゃったとか。
山を黙々と歩き、肉もしっかり食べ、穏やかに天命を受け入れて
最後の最後まで普通に過ごした、という芯の通った生き方は清々しく、
かくありたいと思う人も多いのではないかと思っています。
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