直接の被害にあわなかったとはいえ、
忘れられない日がまた巡ってきました。
「大きく揺れた」というだけでも大変だったのに
そこに福島の原発事故も絡み合っているために
なおさら復興復旧も難しくなっていると思います。
原発に取り付けられている地震計が半年も故障したままだった、
というニュースには、暗澹たる気持ちにさせられました。
サボって後回しにしていたのか、その現場が何かの理由で
近づきにくい状況なのか、それさえも私にはわかりません。
他にも私たちには知らされていない数々の‘不都合’があると、
皆が心のどこかで考えているような状態のまま10年を経た今、
私なら口が裂けてもunder controlledとは言えません。
私の中でもなお複雑な感情が入り混じっている状態で、
「復興」という言葉でさえ未だ安易に使えないな、と思います。
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