"A CHORUS LINE"。
1970年代半ばにニューヨーク・ブロードウェー
で初演。今夏、この名作ミュージカルが
4年ぶりに東京へ戻ってきました。
コロナ禍もおさまらないなか、公演の状況はどうなるのかな、
と、早目のチケット予約はせずに推移を見守っていた次第。
そして、最後の最後に、やはり見たい、というので
千秋楽のチケットを取ったのでした。
この名作には熱心なファンやリピーターも多いうえに、
今季のツアー最後だ、ということもあり、拍手も盛大で
久しぶりに‘良きアメリカの香り’に満ちたものを、
気持ち良く鑑賞できました。千秋楽には興奮と寂寥が
入り混じった独特の雰囲気があり、この日を選んで正解でした。
個々が抱える複雑な事情や、愛するものに懸けようとする気持ち等に
加えて、日本で社会問題として、やっとここ最近普通に取り上げられる
ようになったものも含まれています。それにしても、遅いっ!
また日本に戻って来て欲しいし、普段はミュージカルに縁の無い人たちにも
ご覧いただける機会を考え出していただけないかな、と切に願います。
テレビ局も絡んだ公演だったし、全編をテレビで放映しても良いくらいだ、
と思うんですけれど、ね。
天下の公共放送でさえ、劇場中継は削っていますからね・・・。
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