エドワード・ゴーリー(1925-2000 )。
ラベンダー色のこの本をしばらく前に
偶然に見つけて、その原画を観るチャンスも
得ました。幸運だったと思います。
ニューヨークシティバレエが大好きで公演に通いつめたり、
ごひいきのプリマと親交があったりしていたとは!
以前に、この作家の別の作品を当ブログでも紹介したことが
ありましたが、この奇妙な作風の奥に、私が好きなものの断片が
紛れ込んでいる、それを何かわからないままに、この人の作品に
強く惹かれている、という感じがつきまとう理由の一つは、
ここにあったのかも・・・。
実際にお会いして話を聞いてみたかったアーティストの一人。
「生まれ変わったら石になりたい」とおっしゃったそうです。
※『薄紫のレオタード』エドワード・ゴーリー・著(1970年)
柴田元幸・訳 河出書房新社 2023年4月初版 1,100円+税
ISBN-13 : 978-4309257006
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