春の嵐のせいでなぎ倒された 小さな水仙たちを、花瓶に。 口の部分がぎゅうぎゅう詰め。 部屋中に切れ味のある良い香り。 7年前の大震災を静かに想う日。
I make the spread with Amaou strawberry and Guanaja/dark chocolate 70% by VALRHONA every year.An intimate dessert chef taught me how to make it. This is a small portion for my friend... I keep the larger jar for myself... :-) 毎年、あまおうのベストシーズンに出るジャム用 (少し小ぶりの粒)を使って作るスプレッド。 ヴァローナのグアナラ(70%)を使います。 小さな瓶に詰めたものは、友人へのお裾分け。
刺し方を説明したコーナーは少ない(☆) けれど、ジーッと観ているとわかります。 ストーリーを刺繍絵で語るというコンセプト。 針を持つ時間が少なくなっているところに 飛び込んできて私の心を鷲づかみにした絵本。 薄くて小ぶりなのですが、ヒントが満載で見飽きません。☆表紙の裏部分にステッチ名の解説付き図案あり※ 『野のはなとちいさなトリ』 マカベアリス・刺繍と文 2017年12月初版 ミルトス 1,500円+税 ISBN978-4-89586-051-2
塩味がかったキャラメルを塗った 薄焼きのワッフルと、このナッツ入り チョコレートバーをいただきました。 特にこの包み紙のデザインが、元気で 楽しくて、何度も何度も眺めています。オランダは、未だ行ったことがない国。いつか、ぜひ。今、『王への手紙』というオランダの名作冒険小説を読んでいる最中。
これも水耕栽培の一種。 切れっ端でもこんな力が。 セルフィーユ(チャービル)と よく似ている人参の葉っぱ・・・。
明治時代に裕福な家に生まれ、他人に 使われることも知らず、一生を芸術に 関する思索に費やした人の自宅で 使われていた木製の椅子(背もたれ部分)。 花模様の裏面は、さらに凝った龍の模様。透かしもあるので、職人さんも気合が入った仕事だったのでしょう。他のアジアの国で作られ、運ばれたもののようでもあります。丁寧に磨いたら、もっともっと光輝くはずなのに・・・。もう誰も生活の中で使っていないから、なおのこと傷んで見えるのかもしれません。トレンドともてはやされるシンプルな家具とは対極にあるため、このような職人技が消えてしまうのは時間の問題、というか、もうほとんど消えてしまっているのでしょう。
いよいよ待ち遠しくなってきた桜咲く春。 まずは日常使いの小物から衣替えを。 楽しい思い出ばかりではありませんが やはりこの花は私にとっては特別の存在。小物ならば、淡いピンクも全面花模様も心おきなく使えます。
甘味が増して柔らかくてどんどん食べられます。 旨味エキスが薄い層に形を変えて密に重なって いる感じ。 普通の玉ネギよりもエレガントな印象 なのに、どっこい、風邪のウイルスも撃退して くれそうな力強さも失わない、不思議な野菜。 レシピ本には、頻繁に「薄切り」と書かれていますが、私はあえて薄切りにはしないで楽しむこともあります。
小中学校でお子さんたちが交換するためにお母さんたちが一生懸命に知恵を絞り、手間をかけて準備する、バレンタインのためのチョコレートの話は、あちこちから聞いていました。先日、もっとすごい話を公共の乗り物の中で耳にしました。母A:「この頃ね、クラスの中のお母さんでも、「どこの誰だかわからない子からもらったチョコは気持ちが悪いから全部取り上げて捨ててるよ」と言う親がいるんですよ。 みんな一生懸命に用意して配ってるのに」母B:「そうそう。それでね、自分から配るチョコのほうもそういう親にありがちなんだけど、「あそこはお金持ちだから、●●クラスのブランドもの、こちらは庶民だから、スーパーで買う▲▲でイイヤ」ってランクを自分で勝手に決めて選んでるんだってよ」ぞぞぞ。チョコだけの問題ではなくて、小さい人たちのワクワクする気持ちとは別に、階層社会が確実にはっきりと進んでここにも出ているような気がして背筋が寒くなりました。ちょうど都内某「公立」小学校で8万円の制服を、という話題が出ているのにも似たような選別の匂いを感じます。バレンタインデーは、この季節にしか出会えないおいしいチョコをシンプルに楽しむイベントとして定着しているだけではなく、そもそもカカオ豆の産地の人たちの生活や、世界全体の経済の問題も裏側でくすぶっていながらのチョコレート狂騒曲が鳴り響く日です。個人的に大好物だから、なおさらいろいろ考えてしまいます・・・。 写真は、シリアルやナッツ・ドライフルーツ をダークチョコでまとめただけのもの。 ブレンドを変えて毎年少しだけ作ります。
25年以上も第一線で戦い続けているその エネルギーの源は何なのでしょうか・・・。 休暇もスケジュールを立ててミッシリあちこち回るみたいでそれはほとんど充電めいていて、休みになっていないような。清く正しく美しいその生活がおさめられた映画。素人の私にも少しその秘密がわかったような気が。ドリス・ヴァン・ノッテン。たいそう我慢強い人だと思いました。が、この人が激するところ、極限まで落ち込み涙するところが本当は観たいような気もします。 あまりにも映画の内容が美しいから。ドリスの服は、それはそれは美しくて、造りも良くて、息が長くて本当に素敵だけれど、庶民には手が届き難いお値段で、そのことを彼がどのように捉え、どのようにこの先進もうとしているのかも、インタビューで突っ込んでもらいたかったなぁ、とも思いました。いつも白いシャツの上からダークカラーのVネックセーターを着てなんだかストイックな感じ。 ショウの終わりのお辞儀もチャーミング。一緒に仕事をし続ける人達も皆幸せそうに見えました。※ 映画 『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』 公式サイトはこちらから 2016年 93分 原題: DRIES