天然酵母のうさぎパン。

「どうも、パンはお菓子のような感じで、
お腹がいっぱいにならないんだよねー」と
周囲の男性陣はおっしゃいますが、
雑穀やナッツがしっかり入ったような黒いパンなど、
重たいものを良く噛んでいただくのが習慣になれば、
文字通り味わい深く、身体にも良くて、腹持ちにも問題ないと思います。

「エコ」「ロハス」という言葉が流行るずっと以前から、
住宅地の路地で、ひっそりと２０年以上も天然酵母にこだわって
パンを焼いているお店。

開店当時は、よほど意識の高い客か、
家族にアトピーの子どもがいるなど、健康上の理由がある客でなければ、
コンスタントに割高なパンを購入する、ということは少なかったでしょう。

自宅から離れているため、しょっちゅう買いにゆくことはできませんが、
時々店を覗いたり、雑誌で紹介されているのを見つけると、
「ああ、ずっと頑張ってるんだなあ」と、応援したくなります。

今日は、おみやげに、この店の「うさぎパン」（勝手に命名）を
いただきました。
やさしい形、やさしい色、やさしい素材。
食べてみる前から、やさしい味だと想像できます。

でも、この店のコンセプトには、やさしいだけではなく、
鋼のような筋が通っているんです。

　正式名称：動物パン（ホワイト）
　でも、「うさぎパン」！！

　国産小麦　自家製酵母
　牛乳　卵　バター　
　洗双糖　ミネラル塩