北欧雑貨を置いている、人気のお店をいくつかハシゴしてみました。
「へー。こういうものまで丁寧に拾い集めて持ってきて、
売り物にしているんだなー」「このシリーズにこんなバリエーションが!」
などと、大そう勉強になることもあります。
今回、初めてお邪魔した2店のうち、
1軒目は、主にフィンランドの窯元のカップや皿を
色とりどりに並べています。
店主は男性。店番も買い付けも切り盛りも全部
一人でなさっているようです。
ロマンティックなリネン類などは少なく、
大雑把にたたんで、ドン!と重ねてあるだけ。
でも、「何でも気になるものがあったら、声をかけて
遠慮なく尋ねてくださいね」と気さくな笑顔。
(イチゲンさんの私が店を出る際にも)
「あ。またぜひゆっくりお出かけくださいね」とにこり。
2軒目は、夫婦で営まれているお店。
古い2階建てのアパートにあり、雑誌にも登場するなど知名度も高く、
遠方からの客も多いようです。
初めて店へ入った時、ご主人のほうが一人で店番しておられ、
チラと私を見て(たぶん「こいつは買わない」と思ったのでしょう)
無言のまま、レジの向こうの(作業中の)パソコン画面へ視線を戻されました。
そのままずっと、店を「お邪魔しました」と言って出るまで
「シーン」としたままで、ハイ終わりです。
(自分の靴が立てる物音にまで、神経使っちゃいました。)
本当に店の品物に興味のある客が声をかけてきた時だけ応対し、
あとは静かに見たり選んだりしてもらうだけで良い、
というスタンスなのでしょう。
あるいは、常連さんとは、もっとおしゃべりするのでしょうか。。
接客って、模範解答が一つではないし、難しいですね。
もし、同じ商品がこれらのお店の両方に並んでいたら、
どちらでお買い物をなさいますか?
商品の価値って、どのような店で、どんな人から買うのか、
ということにも、大きく左右されると思うのですが、いかが。
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