「梅春物と言われる、梅の花が咲く頃だけしか着られない服を
いろいろ持っている人が、本当におしゃれな人だよ」って、
聞いたことがあります。
冬から春に向かう、ほんの隙間のようなこの季節をいとおしみ、
丁寧に暮らす贅沢。
きらびやかではない贅沢。
そんなものに憧れる、今日この頃。
・・・ところが、ところが、その定義はさだかではなく、
素材は冬物のまま、色彩だけ春を連想させるパステルカラーを
使ったものから、冬物ニットの袖だけをすっぱり落としたものや、
春を飛び越えて夏物の素材でできた薄物に、
タイトルだけ「梅春物」と付けているものもあるようです。
「そういうタイトルをつけるだけで、売れ行きが違う」ということだな、たぶん。
写真は、梅の柄の着物から
知人がつくってくれたツーピース。
(シャツ型の上着と袖なしワンピース)
大切にしています。
このドレスを着こなしたカルビーナさんが目に浮かびます。梅の季節に梅をあしらったドレス。粋です。
投稿情報: konomi | 2007/01/22 21:30
konomiさん!
持ち物や文章から、その人を想像するのは楽しいですね。
・・・んー。でも、想像しているうちが、ハナかも、ですよー。(^^)v
投稿情報: calvina | 2007/01/22 23:28