1月10日に、当ブログで、しょうが湯について書いたところ、
その中の成分である寒梅粉(私が知らなかったもの)について、
詳細を知らせてくださった方がありました。 感激。
それで、ここでお知らせしたいと思います。
・・・と、言っても、知らなかったのは、私だけかも。
丁寧に丁寧に暮らすことを、粉ひとつからも教えられます。
みじん粉、寒梅粉
道明寺粉をさらに細かくひいたもの。
もち米を蒸して乾燥させ、白焼きにしてから粉末にしたものを
「焼きみじん」といいます。
また、炒って粉にしたものを「炒りみじん」ともいいます。
ともに粘りの強い粉で、関西では「焼きみじん」を、さらに細かく
ふるいに通したものを「寒梅粉」ともいい、
梅花の季節に作られたものが良質とされて、この名があります。
いずれも、らくがんなどの打ちもの菓子や、和菓子種のつなぎに
用いられます。
道明寺粉
河内(大阪)の道明寺で、はじめは保存食、携帯食として作られたことから
この名がついたといいます。
もち米を水に浸して蒸し、乾燥させて砕いたもので、
寒中に作るものが良質とされています。
桜餅、椿餅、みぞれかんなどに用いられます。
※参考:「NHK きょうの料理 和菓子特集(森山サチ子さん)」
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