李 鳳宇(り・ぼんう)さん。
映画制作と配給、映画館経営で大活躍。
『シュリ』『JSA』を日本へ紹介、『パッチギ!』『フラガール』も大ヒット。
60年生まれのすらりとカッコヨイ紳士です。
先日拝聴した映画講座の講師でした。
質問への答えから、気になった言葉を拾いました。
「今の日本で公開されている映画は、
アニメがそのまま映画になったような作品が全盛ですね。
アニメそのものを否定しているわけではありませんけれども、
もっと巾の広い選択肢があっても良いのでは、と思います」
「日本の監督さんたちの中には、(インタビュアーからのご指摘どおり)
「苦しい」「悲しい」「痛い」などということを
身体表現としてストレートに映像で表現するのが得意な方が少ない。
あるいは、そういう方が、得意な部分を発揮して活躍できるような場面を、
私たちが与えることができていない、ということなのかもしれません。
例えば、今村昌平監督の晩年を見て、そう思いました」
李さんが代表取締役をつとめるシネカノンは、
今秋は、デンマークが誇る女性監督、スサンネ・ビアさんの作品を2本、
配給します。
ちなみに、ビア監督の次回作は、ハリウッドのドリームワークス作品。
まさに上昇気流に乗っている人ですね。
『アフター・ウエディング』(2006年) http://www.after-wedding.com
『ある愛の風景』(2004年) http://www.aruai.com
デンマークの映画、観てみます。なんとしても。
「パッチギ」「フラガール」では、musukoがろくおんサンで、参加しました。
すらりと素敵な監督にお会いしたいデス。
投稿情報: konomi | 2007/08/13 22:28
konomiさん!
そうだったんですかー。musukoさんが・・・!
私も、ぜひぜひ2本とも拝見したいな、と思っているところです。
投稿情報: calvina | 2007/08/14 09:41