MISIAの"Everything"という歌がブレイクした頃、
どうも私は日本を留守にしていたらしくて、
それを初めて聴いたのは、MISIA本人が歌っているものではなく、
カラオケで知り合いの男性が歌ったものでした。
(こういう出会いは、えてして「不幸な結果」を招く---つまり、歌そのものに対する
第一印象がまずくなる---ことが多いのですが、この時は、幸い、その反対だったのです。)
予備知識ゼロの状態で聴いたその歌は、すぐさま心の奥に突き刺さり、
久しぶりに鳥肌が立ったのを記憶しています。
上手だった、というよりも、「なんか、この人、ものすごく一生懸命に
心を込めて大切に歌っている」と感じたからです。
まもなく、その男性が、大切な奥さまを失ってから
まだあまり時間が経っていないのだ、ということを知りました。
忘れられない歌になりました。
それから、本物のMISHIAの歌を聴き、その次が知人の結婚式。
なんと、友人たちによるアカペラの合唱で、これは圧巻でしたね!
昨日、郊外の小さな電車の駅で、夕暮れ時にかすかに耳に入ってきた
久しぶりのこのメロディー。甘く滑らかなサックスの音色でした。
引き寄せられるように人ごみを抜けると・・・
やはりあの"Everything"でした。
サックス(2名)、フルート、キーボード、ベース、ドラムの6人で。
・・・じーん。涙が・・・
歌詞が無くても、やっぱり涙が・・・
苦さ、塩辛さがたくさんブレンドされている甘い音楽。
秋の夜長にもっとバラードを浴びてみたくなりました。
この歌・・・知らないんですけど、うーーん、いい歌ですねー。
と、思えました。聴いてみますね。
投稿情報: konomi | 2007/10/26 20:44
konomiさん!
ぜひ聴いてみてください。
それから・・・konomiさんからも、他の皆さんからも、
お気にいりのバラードがおありでしたら、ぜひ教えて欲しいです。
投稿情報: calvina | 2007/10/26 21:42