これを「セレンディピティー」と呼ぶ学者もおられますねぇ。
Serendipity.
同時代に生きていて、ときどき接触する機会がある人たちの中に
「この人は、次々に幸運を引き寄せ、みんなに愛される存在だな」と
常に強烈に感じさせられる人は、あなたの周りにいませんか?
私には、心当たりがあります。
「オーラを放ち、光り輝いている」とか「華がある」というのとは、
これはどうも異なる気がします。
たまにこういう類に出くわすと、
「何故なのか」「本当に持って生まれる能力だけでこうなるのか」
という疑問が、絶え間なく私を襲い始め、
それがずっと長い期間、尾を引くのです。
それは、苦しみではありませんが、
ぼんやりとした痛みを伴うものではあります。
モーツアルトを終始そばで見ていなければならなかった
サリエリほどではなくても、かすかな痛みを感じます。
誰にとっても、私のだって、たった一度の人生なんですもん。
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