写真ではおいしそうに見えないかもしれませんが、
これはどうしてもどうしても私が食べたいと
思い続けていた「焼きうどん」なるものです。
取材ではないので、こっそりひっそり、
シャッターを一回だけ押しました。 (どきどき。)
北九州市小倉では、第二次大戦直後に、
焼きそば用の麺が入手できなかったので
干しうどんを工夫して使い、
この「焼きうどん」になったそうです。
先日、チャンスをつくって、初めてその元祖のお店に行きました。
チヨノさんのお店は、カウンターのみ、6席。
常連さんがふらりと入ってきては、メニュウも見ずに注文します。
すると、チヨノさんのへらさばきで麺が鉄板上で踊るのを
‘鑑賞’することができます。
腰が少しお悪いようですが、シャンとした姿、カラリとした言動は
若い頃よりもおそらく今のほうが磨きがかかっていますね。
先代が1945年にスタートし、8年後にチヨノさんが継いで、
55年のキャリアですもん。
お店の名前は「だるま堂」。
私でも二人前は一度にペロリといただける軽さ、香ばしさです。
あー。家の近くにこの店があれば良かったのに!
秘訣はいろいろあるようですが、
まず強い火力。一人分ずつ丹念につくること。
もやしのような水分の出やすい野菜を入れないこと。
それくらいは、私のような素人でも参考にできます。
そうだ。この街出身の友人や知人にもヒヤリングしてみましょ。
※お店のことを紹介した新聞記事も多数。これはその一例です。
http://www.nikkei.co.jp/kyushu/aji/aji070914.html
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