あるレセプションでお見かけした女性。
東洋系の、ジュディ・オングさんに似た美人。
黒髪はショートカットで、パーマもかかっていません。
マスカラやビューラーを使わなくても、
もともとがぱっちりした目元。まつ毛も長いようでした。
見るからに仕立ての良い、身体に吸い付くような
ぴったりした純白のスーツにハイヒールです。
壇上に進み、彼女のスピーチが始まるまでは、
単純に純白のスーツとしか見えていませんでしたが
お辞儀とちょっとした動きに沿って、光線の当たり具合が変化し
白地に白の美しい地模様(鳳凰か竜か唐草の吉祥模様)が、
ほんの一瞬だけ浮かび上がりました。
絹織物の本領発揮。カットと仕立ての勝利。
スピーチの内容は、遠くへぶっ飛んでしまいました。
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