Calvina's Corner

『暮しの手帖』最新号（08年12月-09年1月号）。

私が生まれた土地（福岡）、何度も訪れている店、
そんなものを、人気者の長尾さんが外からやってきて眺めたら
どんな風にその心に映るのだろう、どんな風に書くのだろう、と
どきどきしながら特集記事を読みました。

　この雑誌は、「新編集長・
　松浦弥太郎さん繋がり」で、
　仕事をする人たちも
　がらりと変わったようですね。

では、他の人気雑誌との棲み分けはどうなるのか、
（この雑誌の真骨頂である）例えば１０年後も
同じようにおもしろい記事であるのか、ということについては、
これから興味をもって見守りたいところです。

もともと、祖母や母が愛読していた雑誌ですが、
母の世代には、「編集長が交代してから、文字やレイアウトが
小さ過ぎて、とても読みづらくなった気がする」そうです。
この点、大切なチェック・ポイントだと思うのですが・・・。

巾着袋は偉い。

ポップな和柄ばかりを選んで作られる巾着袋。
（古い布を合わせる、というだけでは野暮くさいですもんね。）

　同じ柄のついたつまみ同士を引くと
　「キュッ」と閉じて・・・

　（閉じた状態のまま）
　もう一方の柄（この場合は、
　鹿の子模様のほうですね）の
　つまみ同士を引くと開きます。


昔の人のこんなスゴイ知恵を、ぜひ習いたいと思っているの。
着物をよくご存知の世代には、そう物珍しい知恵でもないんでしょうか。
皆さまは、ご存知でしたか？

ドイツから来たアドヴェント・カレンダー！

プレゼントにするために、一点だけ購入しました。

　１２月１日からクリスマスまで、
　カウント・ダウンをめいっぱい楽しむための
　アドヴェント・カレンダー。


ドイツから輸入された日めくり形式。
絵葉書程度の大きさで、デスクに立てることができます。
大きな本屋さんの洋書のコーナーに、たいてい出ていますから、
自分でやってみたことが無い人は、ぜひ試してみてください。　今がチャンス！

形式はいろいろで、一つの画面に、番号をふった小窓があり、
それを一日一つ開いてゆく、というものもあったり、
その小窓を開くと、小さなお菓子が一つ出てきたり、と楽しいものです。

マフラーが寄ってくる私。

「映画をずっと観ていなかったのに、
やっと１本観に行ったら、はずみがついて
いくつも続けて観ることに」なーんてことは、ありませんか。

身の回りの物事には、はずみがつきもので、
買物やもらい物も、似たようなものばかりが重なることがありますよね。

今年は何故か、マフラーにばかり目が行ってしまいます。
昨冬の当ブログのフェアで、首に巻くものの特集コーナーを設けたあたりから
その興味が続いているのかも。

男物のバーゲン・ワゴンに、目の覚めるようなピンク色のマフラーを見つけた日、
「ホントはこれは、男性が巻いてこそおもしろいし素敵なんだろうな」と思いつつ
結局自分のものにしてしまったのでした。

他にも自分で実験的に編んでみたものやら、
手づくりショップで見つけたものやら、
ワラワラと、向こうから私のほうへ寄ってきて、増殖中。

　左は、友達の友達の作品。
　ピンク系のグラデーションが絶妙。
　小ぶりのものを一つ持っていると、
　とても重宝しますよね。お子さま用でも良いかも。

　重たいウール系のセーターを着るのが、
　いくつかの理由でますます苦手になっているので、
　首だけは温かく、と身体が要求しているのかも。

最近発見したのは、「端にフリンジがついていないもの」のほうを
私は好きなんだ、ってことです。
ゴミがひっかかりそうで、やたらと気になるから。

寒波がいよいよ到来。あったかく機嫌良く過ごしたい今日この頃です。

メールのこと・・・

コンピューターいじりが、全然うまくいかなくて、
このところずーっと通信の調子がパッとしません。
そのためにご迷惑をかけている方もあります。いましばらくお待ちください。

もし、私宛てにメールを出したのに、反応が無い、
という方がおられましたら、このブログ欄から
コメントのところにお便りやご用事を書き込んでください。
（そのままアップされることはありませんので、ご安心を。）

みかんで宴会芸。

果物を食べると、どうも身体の中が寒くなりそうな気が。
でも、ビタミン補給をしなくては。みかんを頑張って食べています。

皮が異常に‘ツヤピカ’なのは、気味悪いですけれど、
あの目に突き刺さるようなオレンジ色には引き付けられますね。

「南の国から運ばれる貴重な食べ物」として、
王子が結婚相手を選ぶ際に、オレンジを気にいった女性にプレゼント・・・」
なぁんて台本もあるくらい。　まるで、宝石扱いの時代、国もあったようです。

みかんを剥くと、とんでもなくもたついて時間がかかる私。
指のささくれに、汁が沁みてきたりして。
皮を剥いて、薄皮も剥くんですよ、だいたいいつも全部。

私の知り合いで、忘年会の余興に
「みかんを食べます」って言って、皆の前に進み出て、お辞儀をして、
そのままでっかいのを一気に皮ごと食べた、というツワモノもおりましたが・・・。

薬を飲む前に、普通に摂る食べ物から気をつけたいから
まあ、皮剥きくらいは頑張るかな。

風邪薬は、今冬、目をつけていて、試してみたいものがあるんですよね。
まだ風邪もひいていないし、不味そうなので購入もしていません。
そのうちねっ！

「美しい灰色」！

禅語を集めて、味わい深い書と併せて紹介する小さな本。

ぱらぱらとめくっていましたら、「両忘」（りょうぼう）という言葉を説明する箇所に、
こう書いてありました。

「白か黒かを考え始めてしまうと、美しい灰色も忘れてしまいます。」

ちなみに、両忘というのは、二元的な考え方（例えば、生死、貧富、苦楽など）を
やめてしまうことです。これができると心に静寂が得られる、とされています。

　・・・「美しい灰色もある」というのは、
　力強く、勇気付けられる考えでした。
　気がつかなかった、というよりも、
　忘れていた概念なのかもしれません。

こういう美しい言葉の解説、書の鑑賞を
だらだらとくつろいだ格好でできる、ごく気軽なスタイルの本が
気にいっていて、「もっとたくさん出れば良いのに」と思っています。
この類を見下す人もいるかもしれませんが、私は好きです。
・・・と、いうより、難しいとわからないですから。

※『ほっとする禅語 ７０』　
　　文：渡會正純（わたらい・しょうじゅん）　
　　書：石飛博光（いしとび・はっこう）
　　2003年５月初版発行　二玄社　1,000円+税
　　ISBN:4-544-05127-4　　　続編もあり。

赤く燃える心！

　こんな華やかな色のものが
　家の隅にいてくれると、ただそれだけで
　気分を引き立ててくれる気がします。


ポインセチアの花言葉は「私の心は燃えている」なんですって！

他に「祝福」「聖なる願い」という言葉もあるようですが、
断然、「私の心は燃えている」のほうがいいですよねぇ。
これからクリスマスにかけては、欠かせない花です。
花屋さんの店先で見かけたら、この言葉を思い出してください！

舞台は遠い。

本当だったら、この週末から連休にかけて、
いくつも観たい舞台作品があったのに、
鑑賞の希望が実現せずに終わってしまいそうです。

（一番遠いものは、「スペインから来ている作品を、
さいたままで観に行く」というものでした。）

今は、馴染みではないエネルギーが、私をまったく別の方向から
引っ張ろうとしている、としか思えないけれど、
「これに引っ張られたら、どこへ行き着くのか」ということには
自分でも興味を持っているので、それが嫌ではない状態。

この連休は、近場で新しいものにいくつか出会おうと計画中。
来年の冒険の計画も、頭の中（だけ）で育成中。
冒険は大事。他人からは冒険に見えなくても、本人がそう思えたらOK。

クリスマスのための工作・・・（卵型のオーナメント！）

　これは・・・自分で作ったのではありません。
　「このくらい素朴なものだったら、傍に置いても
　邪魔にならないかな」と、頂き物を
　保管しておいたのです。今年も出してきました。

卵を丁寧に洗って、中にポプリとハーブをぎっしり詰め込み、
クリスマス柄の布をランダムに貼り付けてあるみたい。

クリスマスのための工作をやるには、今が一番良い時期なのですが・・・。
私の「だらちくラボ」、開店休業中・・・。んー。

（「だらちくラボ」とは・・・
「だらだらちくちく縫い物を楽しんで実験するプロジェクト」の略です。
不定期で実施中。）