北欧に興味ある方、必見の展覧会です。
この会場の中、とても寒いですよ。ご用心!
約100年前にデンマークで活動した画家、
ヴィルヘルム・ハマースホイ。
彼の名前は、今回の大掛かりな日本の展覧会をきっかけに
「ハンマースホイ」と表記されることが多くなりました。
「静謐」「繊細」という言葉が、彼の作品にはついて回っているようですが、
とにかく静かに息をひそめて集中しながらゆっくり観ていただくのが
とても大切かと思いますから、
チャラチャラと音をたてるスーパー・レジのビニール袋や
カツカツと音をたてるハイヒールは、ご遠慮いただきたいと思います。
東京・上野での公開は、あと一ヶ月。
チャンスのある方は、逃さないようにどうぞ。
どこかバランスをはずした奇妙な「技」によって、
鑑賞するうちに、単純な静けさに隠れるようにしていた
‘目を引くもの’が見つかり、
柔らかかつ力強い印象が心に残る、という作品群です。
この画家が神経を病んでいた、ということを
図録をめくりながら知りましたが、驚きは無く、するりと納得しています。
※展覧会(9月30日~12月7日・国立西洋美術館)の情報はこちら↓↓↓から
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/upcoming.html
※もっと詳しいハマースホイ作品の情報はこちら↓↓↓から
http://www.shizukanaheya.com/
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