食べ物のことを絵と文で深くおもしろく掘り下げる人、
ショージ君(東海林さだおさん)。雑誌の連載でもおなじみ。
ショージ君といえば、「漫画家」と称されることが多いようですが、
食べ物のことを書いたり、日常を鋭く切り取ってすっぱり笑い飛ばす、
こういうことがとても得意な人で、私は漫画よりもこちらが好き。
バレンタインに寄せて想うことを、
こんな風に綴っておられたのを見つけて以来、
この日のことを考えるだけでくすくす笑ってしまいます。
仕事関係で上司や周辺の人間に、いらいらさせられているあなたに
以下の言葉を捧げます。
「一年に一回、チョコレートを使って
好意を示していい日があるのだから、
一年に一回、あなたが嫌いですと言ってもいい日が
あってもいいのではないだろうか。
会社の上司なんかに、堂々と、あなたが嫌いです、
と言えたらどんなに気が晴れることか。
その場合の、チョコレートに相当するものは、さあ、何がいいでしょう。」
(『某飲某食デパ地下絵日記』1999年9月毎日新聞社刊、
2003年8文春文庫)
でもねぇ、やっぱり・・・
今日は、たくさんの人の心に、
素敵な思い出が残る日になりますように。
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