スペイン・ビルバオ交響楽団のコンサート。
この前にラベル作曲の『ボレロ」を本場のフル・オーケストラの
生演奏で聴いたのは、いったいいつのことだったでしょうか。
管楽器は、この曲の場合、寝ぼけたような柔らかい音ではなく
どちらかと言えば、鋭くきっぱりとした音で聴くのが好みですが
昨晩のビルバオのは‘柔らかめ’でしたね。
荒削りのようで、なまめかしくて、
命の火が燃え上がる感じ。
エネルギーが全身の細胞を貫くような感じ。
特に、弦楽器の人たちが、ピチカートから弦を弓で朗々と弾く演奏に
切り替える瞬間の緊張感は、視覚的にも楽しめて大好きです。
元気と勇気をたくさんいただきました。
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