ボタン付け(と付け替え)に忙しい今日この頃です。
着なくなった夏服をしまう前に、緩んだボタン糸を
取り替えておきたいから。
傷んでいるワンピースのボタンを‘総とっかえ’したくなり、
フランスからボタンを輸入している店に行ってみました。
(何も‘おフランスもの’でなくてもOKなのですが、
たまたまここがたくさんいろんなものを持っていそうだったので。)
私:「この服の、ここのところのを全部取り替えたいんです。
一応、今ついているボタンの直径は、測ったら1cmちょうどでした」
店員さんは、すぐにボタンの直径とボタンホールの穴の長さを測り、
いくつか手持ちのボタンを差し込んでみて、話を始めました。
「あぁ。 このボタンホールの開き具合だったら、
もう少しだけ大きなボタンのほうが、
おさまりが良いと思いますよ。
あと1mmだけ大きいもの。
2mmでもぎりぎりいけます。
そうなると、1cmちょうどのものを探すよりも
選択肢も増えますね。
いくつか候補を出してお見せしましょう」
「色が生地の色に溶け込むものをお好みなら、
この2つのうちのどちらかが良いでしょう。
左のは、貝にコーティングがしてあります。
右のは、ポリエステルでできています。
このお洋服は、ご自宅でお洗濯をなさいますね?
あくまでお好みですが・・・私でしたら、ポリのほうを選びます。
貝のような割れや欠け、退色の心配が無く、独特の光沢も生地と合っています」
「ベテラン」と呼ぶにはお若い人でしたが
プロの仕事を見せてもらいました。
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私の「だらちくラボ」、ずっとお休みしてしまいましたが、
そろそろ涼しくもなってきたことだし、
糸と針を持つ時間を増やそうと思います。
(ボタン付けは、「ラボ」と呼べるほどでもありませんねぇ。
ブランクが長かったので、リハビリ程度です。)
(「だらちくラボ」とは・・・
「だらだらちくちく縫い物を楽しんで実験するプロジェクト」の略です。
不定期で実施中。)
だらちくラボ・・いいですね~。
私のはへなちょこ手作り
去年の冬に突然編み物ブームが起きて、オリジナルデザインの
ベストや帽子を作ったり、裂き織したり、革でレジ袋を作ってみたり。
でもどれもきっちり出来ない、ゲージも取らないアバウトな性格で
ゆる~い仕上がり。ミシンはあっちこっち寄り道するので手縫い派。
うちの亡くなった母は洋裁品店をしていて、子供の頃はボタンや
レースや手芸用品の中で育ちました。
DNAにすり込まれているのかもしれません。
この1ミリの違い・・・わかります。良いアドバイス。
また着る時のために今ボタンを変えるのってステキ。
大事にされて幸せなワンピースですね。
カルビーナさんの丁寧な暮らしぶりに憧れちゃうな~。
投稿情報: ふくわうち | 2009/09/29 17:03
ふくさうちさん!
おぉ。 今のお仕事をやっておられるルーツが
どのようなものだったか、ということを知って、いろいろ納得です!
眼力、というのか、見極めと捕らえが早いと思っていたので・・・。
ラボは全然上達しませんよ。 トホホです。
まとめてボタン付けをしたら、寄り目になった気が。
編み物は・・・まっすぐ編むことはできますが、
目を減らしたり増やしたりすると挫折しがち・・・。
それでも、いろいろやってみると楽しいですよねぇ。
投稿情報: Calvina | 2009/09/30 00:22