この人は、とんでもなくきっちりと仕事をするそうな。
通勤して仕事をするサラリーマンのように。
膨大な思考と習作の積み重ねでこのまま突き進むと
おばあさんになった暁には、どんな作品を書くのか。
始めっから浮世離れした作家とは異なるタイプ?
これは世界各国を旅した記憶をまとめた読みやすい本。
角田さんのように辺境の地に一人で出かける勇気が無いなー。
というか、追い求めている旅のスタイルが違うだけに、読むと面白く感じるのかも。
私はどちらかというと、この人の作品は、こういうエッセイのほうに興味があります。
それと本人の人生そのものに。
旅と食べること(含・料理)を大切にしているところも好きです。
※ 『いつも旅のなか』 角田光代 アクセス・パブリッシング
2005年4月初版 1,500円+税
ISBN: 4-901976-22-2
※ 角田さんのウェブ連載エッセイ 『今日もごちそうさまでした』 も楽しいです。
http://kakuta.aspect.co.jp/essay/
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