日中そこそこ残暑が厳しくても、朝晩が涼しければ耐えられます。
(睡眠がとれますから。私は眠らないと見る間に元気が無くなります。)
もう、あっちでもこっちでも秋の虫が鳴いているし、
時おりフーッと乾いた風が流れたりすると、
「やっと秋かな」とわけもなくうれしくなります。
いつも元気で幸せのかたまりのように暮らしていると思っていた人が
先日「告白したいことがあるんです。実は随分前から家族に問題が・・・」と。
人からうらやまれるような生活をしている(ように見える)人たちにも、
決して悩みが無いわけではないんですね。
「周りの人に似たようなことが起こっても、人ごとだと思っていたけど、
それからそう時間を置かずに自分もそうなるなんて。
「隣りの芝は青い」というのも本当なんだね」と。
もらい泣きして、目の周りが腫れあがってしまったのは久しぶりでした。
「あー。聞いてもらったら何だかスッキリした」と本人はケロリとしていましたが、
こっちはそうはいきません。 不意打ちだったし、ショックは大きいです。
それでも、心のどこかで「あぁ。あの時私が「この人は疲れているのかな」と
思ったのは、まんざら間違いではなかったのか。
あの時、ああいう態度を取られたのは、こういう理由からだったのか」と
過去に起きたことが理解できた、というスッキリした感情も湧いていたりして。
秋は、人生についてゆっくり考えるには悪くない季節かもしれません。
驚きと冒険に満ちた、やっかいで愛しい人生について。
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