国宝です。 近くまで行って
じーっと観ることができました。
これ一体ではなく、この一帯に
60体ほども確認されています。
約1,000年前に、山肌にはりつくように
これらを彫った人たちのことや、
この頭部が落っこちた時のこと、
今も進む傷み、大きな崩落の危険、
長い目でみた維持のことなど、ついいろいろなことを考えてしまいますが、
この大日如来のふくよかな笑みは、「雑多な悩みや畏れは
どうでも良いのだよ」という、遠い過去からのメッセージのようにも思われたのでした。
ここの磨崖仏たちは、クローズアップになると岩肌だけが見えるので
私は長い間、草木の少ない断崖に彫られたものかと勘違いしていたのですが
実際は緑したたる山の中に点在していて、「その辺の木陰からひょろっと新しいものが
発見されたりしてね」と、無駄口をたたきたくなるくらい(様子が違っていたの)でした。
※ 大分県臼杵市の磨崖仏 公式サイトはこちら↓↓↓から
http://www.city.usuki.oita.jp/sekibutsu/
「ふつうのスクラップ」にあるほおづえをついている仏様も臼杵のですか?
文京区目白台の小さなお稲荷様にもほおづえをついた小さな仏様があります。
投稿情報: konomi | 2011/06/01 20:21
konomiさん!
ブログ内をあちこち見ていただいてありがとうございます。
「ふつうのスクラップ」のほうの仏さまは、東京におられますよ。ふふふ。
根津美術館(港区南青山)のお庭で見つけました。
機会があったら探してみてくださいね。 小さなものです。
すぐ脇にベンチがあって、ここで人間の男性も昼寝をしていました・・・。
投稿情報: Calvina | 2011/06/02 10:22