ご存知ですよね? 2006年ノーベル平和賞受賞者で、
バングラデシュの貧しい人(特に女性)たちのために
グラミン銀行を立ち上げた人です。
ユヌスさんの名は、「ソーシャル・ビジネス」というキーワードでも
広く知られています。
それに関連するさまざまなプロジェクトが、日本を含む世界各地で進行中。
「夢は、‘貧困’が博物館でしか観られない、という世界にすること」だそうです。
今月1日に創刊された雑誌
『月刊 事業構想 (Project Design)』に、
私もお手伝いさせていただいたインタビュー記事が
掲載されていますので、ぜひお読みください。
(← こんな表紙です・・・)
ユヌスさんは1940年生まれだそうですが、
精力的に活動を続けられており、
大変お若く見えました。
そして、どのような人の話にも耳を傾ける優しさ、心の広さを
決して失わない方だなあ、と思いました。
本当に強い人、本当の地獄を見た人は、誰にでも優しい、という好例でしょうか。
「激怒するユヌスさん」を、どうしても想像できません。
自伝も、単純な自伝というよりも、新しいビジネス、仕事の形態や方法、
あるいは、そこへたどり着くヒントなどが拾えるような、興味深い内容です。
※ 『月刊 事業構想 (Project Design)』
ご紹介した記事は、こちらなどから覗いてみてください。
※ 『ムハマド・ユヌス 自伝』 猪熊弘子・訳
1998年9月初版 早川書房 2,000円+税
ISBN978-4-15-208189-6
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