植物学者・牧野富太郎博士は、小学校に2年ほど
通った後、自然退学。 以後はずっと独学ですと。
郷里の高知で見つけたというセンダイヤザクラ
(仙台屋という店の前に生えていたから、こう
命名!)を、花散らしの雨の直前に初鑑賞。
赤味がかった色っぽい様子。
ソメイヨシノよりやや遅れて花開くそうです。
牧野博士は画才もずば抜けていた、というか、細密画には何やら
ウットリさせられる魅力があり、画才も研究に欠かせないもの
だったのかなあ、と思います。 天から与えられた‘二物’のはずが、
それらは融合していた、というイメージ。
蒔絵用の極細筆、イギリス製の水彩絵の具など、
愛用の道具類も、とことん吟味された極上品でした。
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