「長崎の日」に、長崎の俳人・松尾あつゆき氏
関連の新しい本のご紹介を。 長崎に縁の深い、
奈華よしこ氏のコミックで、1945年8月9日に、
長崎に何が起こったか、人々に何が起こったかを、
次の世代へ伝えようとするものです。
「長崎」「原爆」「書籍」と言えば、『この子を残して』の永井隆博士と
『祭りの場』で芥川賞を受賞し、今年2月に亡くなった林京子氏あたりの
名前しかとっさに思い浮かばない私ですが、思索、創作、発信、伝達活動は、
名も知られていない一般の人たちを含む、大勢の人間の強い志によって、
その形や方法を変えながら、確実に続けられているのだなあ、と
教えられます。
その奥に見え隠れするそれぞれの方の‘痛み’についてこそ、
考えたいと思います。
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