手紙やメールをいただくと、いつも必ず
「あれ。こんなにそっけない人だったっけ。
こんなに冷たい印象の応対をする人だったっけ」と
感じてしまう、という友人がおります。
実は、直接お付き合いしてみると、心の温かい、
気配りのできる、想像力にあふれた人なのですが、
何故だか書いてよこす文章だけは、何度受け取っても
冷たい印象なのです。 不思議。
こういうのって、伝えたい内容を文章にするその技術の
問題なのでしょうかね。
それとも、この人の「温かい」と思わせる人間性のどこかに
冷たい硬質のものが実は隠れていて、それが顔をのぞかせて
いるのでしょうかね。
実は隠れている、とするほうがおもしろいのかな。
そして、それが真実だとしても、我々の友情にヒビが入る
ということも決してないのですが。
瞬発力に重きが置かれるSNSや仕事上のトークでは
あんまり見えない「人となりの奥の奥」のところに
一番興味をそそられます。
コメント