『74歳のペリカンはパンを売る。』を観ました。
ドキュメンタリー映画というよりも、
想いの深い人たちのインタビューを集めて
はぎ合せた感じ。
だから、映画作品として観ると、物足りない
印象がどうしても強くなってしまいました。
例えば、四代目が継いだばかりだ、という
店の歴史を映画の中で紹介するのなら、
4人それぞれについて触れられても良いのに。
特に、三代目について触れられないのは何故?
アイテム数を絞りに絞って、シンプルな食パンとロールパンしか
無いような店を守ってきて、成功をおさめて、何故今カフェを
オープンするのか、そこも知りたかったかな。
・・・と、この店のパンの一(いち)ファンとしては、
いろいろと欲張りな「知りたい病」がつい表に出てしまいます。
もう一点、映画の中の音の処理と音楽の選び方については
その意図を読み取ることが難しく、ボリューム調整にも
個人的にはセンスが感じられず、むしろ、無いほうが良いかも、
という場面もありました。
あれこれけなしているような内容の記事になっていますが、
それは、ペリカンのパンへの私の愛情の裏返しでもあります。
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