「切り口は、断面が鋭ければ鋭いほど、
内実を露わにする。見たくないものも
見せられてしまうところが、容赦がない。」
平松洋子さんはこう表現しました。(※)
観察すると、赤いもの、高価なものを、断面の表(一番上)に
出るように並べておくのがお約束のようで、下側には
別の食材が隠れていることもあれば、
そもそもその辺りが空洞になっていることもあります。
自分で断面を気にする料理を作る時には、包丁のキレが良くなくて
スッパリ美しいものが完成せず、「んー。手入れが悪いことを反省」
ということが多いワタクシです。
※ 『今日はぶどうパン』 平松洋子・著
プレジデント社 2014年10月初版
1,500円+税
ISBN978-4-8334-5067-6
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