あっという間の一年でした。銃撃事件の一報が
飛び込んで来た時は、助かるかもしれない、と
望みを思ったのに。日本では忘れられがちですが、
哲先生とご一緒されていた方々5名もが落命された
ことも、心にとめておかなければ、と思います。
この一年で、世界全体が大きく揺れ動き、人々の価値観も
それに引っ張られて変化を続けている真っ最中です。
ほとんどのブランドやカンパニーも、その創始者でブランドホルダー
とされる方が存命で、率先しておられる時と、それが失われた後では、
動きも発信力も以前とは大きく異なってしまうことを、私たちは
歴史を振り返るなかで理解してはいると思うのですが、それでもやはり
哲先生の遺志を継ぐ人たちの動向もずっと気にせずにはおれません。