夏じたくに白い服。 White clothes

春と秋が極端に短くなり、薄物のコートや上着にほとんど袖を
通さないままになるのが当たり前になってきました。
好きで手放さずに保管しているものが目に入ると、なにやら
淋しくなります。

それよりも怖ろしいのは、このところ、長袖のシャツや
ブラウス一枚だけを着て外を歩くことさえ少なくなった、
それができる期間も短くなった、ということ。
こんなことを感じているのは私だけ、でしょうか・・・？

肌寒いところから一気に（昔でいうところの）真夏の気候に
シフトしてしまい、大型連休のあたりに引っ張り出して
スタンバイさせていた長袖シャツ類を、ろくに着ないまま、
今またごっそりしまい込んでいる始末です。

ここ何年か、蒸し暑い時期に愛用しているのは白い服。
麻や綿など天然素材のものが主体です。
せめて大好きだなと思えるものを身に着けて
沈みがちな気分を上げようとしています。

雨の日や、疲れている時には、「真っ白」の強い力に
寄り切られてしまうこともありますが、もうこんな
気候ならば、似合うかどうかは二の次。
とにかく少しでも涼しく快適に、と。

白い羽織もの、袖の短い白いブラウスやタンクトップ、
そして白いボトム・・・。レース生地もマスト。

日本の夏がもっと暑くなるのなら・・・こちらは年齢も上がって
耐性もさらに落ちてくるだろうし、選択肢はどんどん狭まって
最後にはもう「簡単なワンピースにゴム草履」しかなくなるのかしらね。
ちょっぴり頭の痛い夏じたくです。