今年前半、映画を積極的に観ることができなく
なりました。皆さんはいかがでしょうか。
私は、最近になって、どうしても逃したくない
ものだけ見始めたところです。
作曲家のE.モリコーネさんが亡くなった
タイミングで デジタルリマスター完全版の
『海の上のピアニスト』がいよいよ公開されます。
準備は以前から進められてきたことと思いますが
奇しくも追悼上映のようになってしまいました。
テーマ音楽のさわりを聴いただけで鳥肌が立つほど素晴らしい作品です。
もう一本、こちらは試写も何もチェックしていない
(チェックするのが怖い)作品ですが、ニュースとして
角川がいよいよあのベストセラー『みをつくし料理帖』を
映画化する、というお知らせをキャッチしたところです。
こちらは、角川春樹さんが直々に制作・監督され、
ゆかりの俳優さんたちが同窓会のように参加されているので
私の中の、つまり想像上のキャスティングとの折り合いが
どううまくつけられるのかを非常に気にしていますが、
とにかく必ず観ようとは思っています。
先日、某大型映画館に出かけると、上映前に腰かけて
開場を待つのに使っていた椅子やグッズ販売のコーナーが
すべて撤去され、更地のように空っぽになっていました。
早めに出かけてざわざわとする人混みの中で入場を待つこと、
飲食や買い物などをすべて規制し、座席数もコントロールすることで、
少しでも来場者に安心を、という配慮なのでしょう。まだまだ過渡期、です。